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日本人のジャズ・ピアニストがNYで襲撃され大ケガ、支援の輪が広がる

日本人のジャズ・ピアニストがNYで襲撃され大ケガ、支援の輪が広がる
gofundme

才能豊かな日本人のジャズ・ピアニストが、先日アメリカの街で襲われ、大ケガを負う事件が起きた。

 

8人から暴行され鎖骨を骨折

 

そのジャズ・ピアニストとは、海野雅威 (うんの ただたか)さん。彼は9月27日、ニューヨークにある自宅のアパート付近で突然8人の犯人に襲われたという。

 

犯人たちは集団で海野さんに暴行。これにより彼は右の鎖骨を骨折し、頭を含む全身にもアザが残ったそうだ。

 

海野さんはその後救急車で搬送され、病院で数日間過ごした結果、大事には至らなかった。しかし鎖骨の骨折により、現在はピアノがひけない状態で、いつ回復するか分かっていない。

 

また今後、手術が必要になる可能性も残っているという。

 

非常に高額なアメリカの医療費

 

そんな海野さんの苦境を救おうと、仲間たちがクラウドファンディングの「gofundme」にページを開設。多くの人々に支援を呼びかけた。

 

そのページによれば、海野さんは素晴らしいジャズ・ピアニストで、これまでも「ジミー・コブ」や「ロイ・ハーグローヴ」「ウィナード・ハーパー」「ジョン・ピッツァレリ」「クリフトン・アンダーソン」といった人々と共演してきたという。

 

また4か月前には奥さんが赤ちゃんを出産。そんな海野さんはピアノをひくことで家族を養ってきたが、今回の襲撃事件により経済的にも苦しい立場に追い込まれたそうだ。

 

特にアメリカの医療費は日本とは比べ物にならないほど高く、救急車にも多額の費用を支払わねばならない。

 

実際に、新型コロナに感染して約2か月間病院に入院した男性が、治療費として1億円以上請求されたケースも報告されている。

 

このため「gofundme」のページには、多くの人々が支援を寄せ、1日で目標額の3倍に到達。現在は寄付を一時中止しているという。(了)

 

出典元:gofundme:Support for Tadataka and Family(10/4)

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