ラッシュフォード選手に人種差別的なツイートをした男、憎悪を煽った容疑で逮捕
サッカー・イングランド代表、Marcus Rashford選手に対し、人種的差別的なツイートを行ったとして、ある男が逮捕された。
差別的な憎悪を扇動した罪で逮捕
その男とは、イングランド・ウスターの町、Powickに住み、子供達にサッカーを教えているNick Scott容疑者(50)だ。
同容疑者は7月11日、ヨーロッパ選手権の決勝で、Rashford選手がPKを外した後、ツイッターに人種差別的な投稿をしたという。
そのツイートには「(略)荷物をバッグにまとめて、自分たちの国に帰れ!」と書かれていたそうだ。
もっともこの投稿は、その後削除されたようだが、別のツイッターユーザーが証拠となるツイートの画像をメッセージに寄せて、通報。Scott容疑者は人種的な憎悪を扇動したとして警察に逮捕された。
Fake apology! We know how u really feel!. pic.twitter.com/DHmkJdkUic
— 🇿🇼BIG ROB🇬🇧 (@thatguyBIGROB) July 12, 2021
「誰かにハッキングされた」と主張
逮捕される前、Scott容疑者はメディアの取材に対して、自分がその言葉をツイートしたことを否定。「誰かにハッキングされた」と主張し、「人種差別的なメッセージを送ってはいない」と述べていたという。
しかし警察は、11日に投稿された不適切なツイートの通報を受け、Scott容疑者を拘束した。
現在、Scott容疑者は釈放され、監視下に置かれているが、警察のPete Nightingale警部は次のように述べている。
「私たちは、このような報告をすることを人々に奨励しており、今回の事件を迅速に処理できたことに満足しています。このような行為が適切に対処されるように、地元のサッカーコミュニティとの連携を継続しています」(了)
Marcus Rashford’s mural is restored ❤️ this is still a country of good people, despite the loud minority pic.twitter.com/LIBPs42D6s
— England Extra (@EnglandExtra) July 13, 2021
出典元:METRO:Children’s football coach arrested for sending racist tweet to Marcus Rashford(7/13)