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「QAnonから妻を殺すよう命じられた」銃で殺害した夫を精神鑑定へ

「QAnonから妻を殺すよう命じられた」銃で殺害した夫を精神鑑定へ
flickr_Mike MacKenzie

先日、アメリカで男が自分の妻を銃で撃ち、殺害する事件があったが、その後意外な動機を語っていることが明らかとなった。

 

心神喪失を理由に無罪を主張

 

その事件が起きたのは2021年1月27日、場所はミシガン州の街、Elwellとされている。

 

当時、トロイ・バーク被告(45)は、自宅で妻のジェシカ・バークさん(29)を銃で3発撃って殺害したという。

 

しかし裁判で、トロイ被告は奇想天外なことを話し、心神喪失を理由に無罪を主張したそうだ。

 

「QAnonから妻を殺すよう命じられた」

 

トロイ被告は捜査当局に対して、脳に神経リンクを埋め込み、極右陰謀論グループ「QAnon」のメンバーからタブレットにメッセージを受け取った、と話していたという。

 

しかも「QAnon」から、妻はCIAの工作員で、性売買組織に関与していると告げられたと語っている。

 

また裁判でも、妻を殺害した動機について、QAnonのメンバーから妻を殺すように言われたと述べたそうだ。

 

トロイ被告はその後、法医学専門家による心理検査を受け、殺害時の行動に刑事責任はないと判断されたという。

 

グラティオット郡の検察官・キース・クシオン氏によれば、トロイ被告は他人が自分の考えを読むことができると信じており、自分の妻は性転換手術を受けたジョー・バイデン大統領の息子だと信じている、とさえ語ったという。

 

トロイ被告はミシガン州法医学精神医学センターで追加の検査を受けるよう命じられており、最終判決が出るまで最長60日間、この検査が続けられる予定だとされている。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:Man claims QAnon followers told him to murder his wife because she was CIA operative(2/11)

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