2019年に行方不明になった4歳の女の子を保護!逮捕されたのは3人の肉親
2019年に4歳で行方不明になっていたPaislee Shultisちゃんが、諦めなかった警察官により、無事に保護された。逮捕されたのは、彼女の3人の肉親だ。一体Paisleeちゃんの身に何が起こったのだろうか。
階段の下に造られたスペースで発見
ニューヨーク郊外のある家で、6歳のPaisleeちゃんが無事に保護された。彼女がいたのは、地下に通じる階段の下に造られた小さなスペース。2月14日にその家を訪れた警察官が、段の隙間から彼女の小さな足が見えているのを発見した。
実はその家は、彼女の実の祖父の家。この家にPaisleeちゃんがいるとの手がかりを得て警察官が捜査に訪れたのだ。発見された時、彼女は母親と一緒にいたという。彼女の両親と実の祖父が、逮捕される結果となった。
親権を失って誘拐
実は両親はPaisleeちゃんとその姉の親権を2019年に失っており、施設が子供たちを保護に向かった時には、両親はPaisleeちゃんと共に姿を消していた。姉は学校にいたため、無事であり、現在は新しい保護者の元で生活しているそうだ。
当時は詳細が明らかになっておらず、母親のKimberly Cooper(現在33歳)と父親のKirk Shultis(現在32歳)は罪に問われてはいなかった。
New York Postは、「本当に普通の人だった。ただ、庭に子供の遊び道具があるのに、子どもを見たことがないってこと以外はね」という、近隣住民の声を紹介している。
愛情か執着か
Paisleeちゃんは健康であり、きちんと世話もされていたそうだ。ただし、2年間も家に閉じ込め、周囲の人にかかわる機会も、教育の機会も奪われてしまった。
また、姉と会えたことを喜んでおり、その時食べたマクドナルドをごちそうのように喜んだという。
父親と祖父は罪を認めて保釈されており、母親はまだ留置所に拘束されている。Paisleeちゃんには、これから多くの人とかかわりながら子供らしく成長してもらいたいものだ。(了)
参考:New York Post「Paislee Shultis, young girl missing since 2019, found alive」(2/15)