カナダで8時間に及ぶ大規模な停電、犯人はビーバーだった!
先日、カナダで大規模な停電が起きたが、その後犯人が野生のビーバーであることが明らかにされた。
インターネットや電話サービスに影響
カナダのブリティッシュ・コロンビア州北西部では6月7日、大規模な停電が発生したという。
実際にその地域の住民は8時間以上にわたって、インターネットや固定電話、携帯電話のサービスを受けられなかったそうだ。
しかしその後、この停電を引き起こした犯人が、ビーバーであったことが特定された。
倒れた木の下に噛み跡
実はこの時、ビーバーはアスペンの木(カナディアン・ポプラ)を齧り、やがてその木が電線と光ケーブルに落下したという。
この結果、停電の件数は21件にとどまったが、光ケーブルの被害は広範に及び、さまざまな企業も影響を受けたそうだ。
電力会社「BC Hydro」の職員であるBob Gammer氏によると、復旧に当たっていた作業員が倒れた木の下に噛み跡を見つけたことから、ビーバーが犯人であると特定したという。
ただビーバーが原因になることは、珍しいことだが、たまに起きるとも言われている。
しかしこの停電の影響で、現金しか使えなくなり、携帯電話のサービスにも影響が出たため、ストレスを感じた人も多かったようだ。(了)
出典元:CTV:Single beaver caused mass internet, cell service outages in Northern B.C.(6/15)