患者から股間を殴打された医療従事者、その後心停止で死亡
約3カ月前のことなのだが、アメリカで股間を殴られた医療従事者の男性が亡くなった。
患者から股間部を殴られる
死亡したのは、ケビン・ロビンソンさん(40歳)だ。彼はサウスカロライナ州にある「Prisma Health Tuomey 病院」で精神衛生技師として働いていたという。
しかし病院の女性患者であるイマニ・コックス容疑者(27)と口論になり、ロビンソンさんは股間部を殴られたそうだ。
その後、ロビンソンさんは気分が悪くなり、無反応の状態に。そして4日間病院の集中治療室で治療を受けていたが、心停止となり、5月31日に亡くなった。
病院を抜け出そうとしスタッフと喧嘩
コックス容疑者は裁判所の命令で精神鑑定を受けるため、5月27日にこの病院へ入れられたという。
しかしその日のうちに、コックス容疑者は病院を抜け出そうとし、ロビンソンさんを含むスタッフが彼女を止めようとしたため、攻撃的になったと言われている。
そして病院のスタッフと喧嘩を始め、少なくとも2人を殴ったそうだ。
別の病院へ移され、その後起訴
その後、コックス容疑者はコロンビア地区の別の病院に移され、裁判所の命令による治療を受けたという。
病院から退院後、コックス被告は暴行・傷害(第2級)で起訴され、サムター郡保安官事務所留置場に収容されたそうだ。
病院側は声明で次のように述べている。
「彼(ロビンソンさん)は11年間私たちのために働き、チームメンバーから愛されていました。私たちは、チームメンバーの愛する人たちと、この喪失を共有するトゥーミー病院の家族に心から哀悼の意を表します」(了)
出典元:Newsweek:Hospital Worker Dies of Cardiac Arrest After Groin Strike From Patient(6/8)