メキシコの空港を離陸した旅客機、エンジンから炎と火花が飛び散る
メキシコからアメリカへ向かう飛行機のエンジンから出火し、その恐ろしい様子が撮影された。
離陸後まもなくエンジンから出火
この事故を起こしたのは、航空会社「ビバアエロバス」のVB518便だ。
この便は8月23日の午後10時(現地時間)頃に、アメリカのロサンゼルスへ向かって、メキシコのグアダラハラ国際空港を離陸。
しかしその数分後には、「金属の摩擦」によりエンジンから火花が飛び始めたという。その様子は、搭乗していた乗客が撮影しており、右のエンジンから炎が出ている姿も映っていた。
The way that @VivaAerobus handled this situation is DISGUSTING! No communication from any of the flight crew to the people thinking we were about to die! DO NOT FLY THIS AIRLINE pic.twitter.com/ql1v6cWLXS
— kimberly garcia (@kimbertothelee) August 24, 2022
パニックに陥る乗客もいた
ロサンゼルスのテレビ局「KABC」の報道によると、乗客もエンジンから火花と炎が出ているのを見ており、中にはパニックに陥る人もいたという。
その後、同機は旋回を余儀なくされ、午後10時45分頃に、再びグアダラハラ国際空港に無事着陸したそうだ。
緊急着陸後、乗客・乗員は全員無事で、その後乗客らはホテルに宿泊し、翌日の24日には旅を再開することができたという。
エンジンから炎が出た原因については現時点では分かっておらず、調査が続けられているそうだ。(了)
出典元:NBC:L.A.-bound flight forced to turn back to Mexico after engine catches fire(8/25)