無人島に取り残された男性を救助、船が航行不能になり漂着
カリブ海に浮かぶ無人島に取り残された男性が、アメリカの沿岸警備隊により、無事救助された。
3日間を無人島で過ごす
その無人島とは、バハマにあるケイ・サル島だ。アメリカの沿岸警備隊によれば、8月18日に、マイアミ航空基地補助飛行隊員から、ケイ・サル島付近で航行不能になったヨットが助けを求めて照明弾を発射している、との通報を受けたという。
その後、男性はケイ・サル島に漂着。救助を待ちながら、3日間を無人島で過ごしたそうだ。
沿岸警備隊は、現場付近に航空機「HC-144オーシャン・セントリー」を派遣。捜索を続けた結果、島に取り残されていた男性を発見し、救助に成功したという。
「照明弾を見なければ、成功しなかった」
救助された男性の名前は明らかにされていない。しかし健康状態は良好で、その後バハマ国防軍に引き渡されたそうだ。
今回の救助について、沿岸警備隊セクター・キーウエストの監視員、デヴ・クレイグ3等海曹は、次のように語っている。
「この男性の命を救えたことを誇りに思います。このケースは、なぜ船に適切な安全装備をつけなければならないかを示す完璧な例となりました。照明弾を見なければ、この救出は成功しなかったかもしれません」(了)
出典元:ABC News:Man stranded on uninhabited island in middle of ocean for 3 days rescued by US Coast Guard(8/22)