ベルギーの証券取引所にある銅像、酔っぱらった観光客が破壊
ベルギーの証券所取引所にある銅像に、酔っぱらった男が登り、壊してしまった。
男がライオンの像に乗ろうとする
その銅像は、ブリュッセル証券取引所にあり、松明を持った男性とライオンが表現されていたという。
しかし酔っぱらったアイルランド人の観光客が、ライオンの像に乗ろうとして、松明と思われる部分を壊してしまったそうだ。
その様子は動画にも撮影されており、男が銅像の一部分を折ってしまう様子がはっきり映っていた。
A young Irishman has been arrested in Brussels, Belgium, after he climbed on to a recently renovated statue outside the stock exchange on Sunday and caused part of it to fall off, according to local media. Report here: https://t.co/dyx9mL0EDO pic.twitter.com/nalE6cGMjc
— The Irish Times (@IrishTimes) September 13, 2023
建物は3年がかりで修復されたばかり
実はこの証券取引所は3年がかりで、1億5000万ドル(約220億円)をかけて修復され、9日に一般公開されたばかりだったという。
そして男は、一般公開された翌日の10日に、この銅像に登り、破壊してしまったそうだ。
地元メディアによると、男は近くのファーストフード店で警察に逮捕されたが、自分が引き起こした被害の大きさに気づいていなかったという。
建物の修復を手掛けたネル・ヴァンデヴェンネ氏は、ニュース番組「VRT NWS」に対して、「私たちは迅速に(彫刻の)修復を行いたいのですが、数週間から数カ月はかかるでしょう」と述べている。
地元紙の「Nieuwsblad」によれば、銅像の修復には約1万9000ドル(約280万円)かかると見積もられており、ブリュッセル証券取引所は、破壊した観光客に支払わせる予定だという。(了)
出典元:NYPost:Seemingly drunk tourist climbs statue, causes $19K in damages at iconic Brussels building day after it reopened to public(9/14)