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ウクライナの地雷探知犬、活躍が認められ大統領から勲章を授与

ウクライナの地雷探知犬、活躍が認められ大統領から勲章を授与
Twitter/Stratcom Centre UA

ウクライナで地雷を探知し続けてきたワンコに、今回メダルが授与された。

 

200以上の爆発物を探知

 

そのワンコとは、2歳半のジャック・ラッセル・テリアの「パトロン」だ。

 

ウクライナ語で「弾薬」を意味する「パトロン」は、今まで北東部の都市・チェルニヒウでロシア軍が埋めた地雷や砲弾などを嗅ぎ分け、200以上の爆発物を探知してきたという。

 

そして今回、活躍が認められ、首都キーウで行われた式典で、ゼレンスキー大統領から勲章を授与されたそうだ。

 

国家緊急事態局のマスコットに

 

「パトロン」は地雷探知犬として活動するうちに、ウクライナの公式SNSチャンネルの動画に定期的に登場するようになったという。

 

そして今では、ロシアに抵抗するシンボルとして、ウクライナの国家緊急事態局のマスコットにもなっているそうだ。

 

 

5月8日には、「パトロン」と飼い主であるミハイロ・イリエフ氏が式典に招かれ、ゼレンスキー大統領から勲章が授与された。

 

ゼレンスキー大統領は、この「パトロン」を「素晴らしい小さなサッパー(軍事技術者)」と表現し、式典後に次のように述べている。

 

「今日、私はすでに我々の国土から地雷を除去しているウクライナの英雄たちに賞を贈りたいと思います。そして英雄たちと共に、素晴らしい軍事技術者の『パトロン』にも贈ります。『パトロン』は爆発物を無効化するだけでなく、地雷の脅威がある地域で必要な安全規則を子どもたちに教えるのにも役立っています」(了)

 

出展元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Russia trying to storm Azovstal plant, says Ukraine; European council president caught up in Odesa shelling – live(5/9)

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