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数週間にわたる激しい地震活動の後、アイスランドでついに噴火が始まった。

すでに約4000人が避難

噴火が確認されたのは、アイスランド南西部にあるレイキャネス半島だ。

付近にある漁師町のGrindavikでは、これまでに約4000人が避難。近くにある地熱スパの「ブルーラグーン」も閉鎖された。

アイスランド気象庁によると、噴火は12月18日の22時17分（現地時間）に、町の北側で始まったという。

SNSに投稿された画像や動画には、地震が検知されてから、わずか1時間後に地表から溶岩が噴出する様子が映っていた。

Byrjunin á eldgosinu á vefmyndavél RÚV yfir Grindavík

0:13 pic.twitter.com/Jx3icbxuxx

— Birkir (@birkirh) December 18, 2023

The volcano just erupted in Iceland pic.twitter.com/NtdpZXHPRv

— . (@l0rdstanley) December 18, 2023

約2万回以上も地震が発生

首都のレイキャビク周辺では、10月下旬から地震活動が活発化しており、今までに約2万回以上も地震が起きていたという。

そして地元の気象当局は11月に、噴火の「可能性が非常に高い」と警告していたそうだ。

このため11月10日には、漁師町のGrindavikでは、住民約3700人の避難が開始されていた。

気象庁によると、噴火の正確な位置と規模を確認するため、沿岸警備隊のヘリコプターが現地に派遣されているという。（了）

出典元：ABC News：Iceland volcano erupts weeks after earthquakes shake southwest coast(12/19)

出典元：BBC：Volcano erupts in south-west Iceland(12/18)