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「イエメンのスパイダーマン」と呼ばれたフリークライマー、火山の火口に転落して死亡

「イエメンのスパイダーマン」と呼ばれたフリークライマー、火山の火口に転落して死亡
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「イエメンのスパイダーマン」の異名を持つ、命知らずの男性が先日、火山の火口に転落して死亡した。

 

安全装備を身に着けず崖を登る

 

その男性とは、Al-Qaqa Ibn Antar氏(30)だ。彼は6月12日、イエメン南西部のDhale州(もしくは県)にある「Hardah Dam」と呼ばれる火山の火口の壁を登っていたという。

 

その壁はほぼ垂直とされ、当時、Antar氏は安全装備も身に着けていなかったそうだ。

 

そして登っている最中、Antar氏は手を滑らせて、落下。その後、死亡が確認された。

 

火口の底は湖

 

「Hardah Dam」の火口の底には、硫黄が噴き出す熱い湖があり、Antar氏の遺体は幅120mの火口内、水面下30mの深さでダイバーによって発見されたという。

 

そして水難救助隊のチームは、登山用具を使って火口の側面を降り、その後、ウインチを使ってケージを降ろし、Antar氏の遺体を回収したそうだ。

 

イエメン民間防衛局は6月14日に声明を発表し、遺体を火口の底から回収した水難救助隊の「英雄的な努力」を称賛。「極めて危険であり、最も困難かつ複雑な現場救助活動の1つ」と表現した。

 

また救助チームが「険しい地形、過酷な環境条件、そして火口内の高温という厳しい状況下で、卓越した現場能力を発揮した」と述べたという。

 

Antar氏はネットの動画で、大胆な山登りを披露することで知られていた。(了)

 

出典元:BBC:‘Spider-Man of Yemen’ dies falling into volcanic crater(6/16)

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