サウジアラビアがイエメンの「フーシ派」に対し、大規模な攻撃を準備

サウジアラビア軍が、イランの支援を受けているイエメンの「フーシ派」に対して、大規模な攻撃の準備をしているとの見方が出ている。
サウジアラビアの船舶を海上封鎖
そもそもサウジアラビアは2015年、イエメンの内戦に介入し、反乱軍の「フーシ派」に対抗する、国連によって承認されたイエメン政府を支援してきた。
しかし「フーシ派」は、イエメンの首都・サヌアや紅海沿岸の大部分を支配しており、7月20日には、紅海とバブ・エル・マンデブ海峡を通過するサウジアラビア船舶に対して、海上封鎖を実施すると宣言した。
また「フーシ派」は7月25日、サウジアラビア国内の「重要」な石油輸送拠点を攻撃したと明らかにした。
このような事態を受け、サウジアラビア軍は「フーシ派」に対抗するため、海上そして場合によっては陸上からも、イエメン中部への大規模な軍事攻勢を準備しているという。
実際、サウジアラビア軍がイエメン東部から中南部へ移動しているのが確認されており、これは「フーシ派」が制圧したal-Bayda県への攻撃を目的とした、地上侵攻の準備と考えられている。
紅海での海上防衛連合を支持
またサウジアラビア国防省は7月30日、トルコやパキスタン、エジプト、スーダン、ジブチを含む14カ国からなる多国籍海上防衛連合を支持すると、共同声明を発表した。
サウジアラビアは、アメリカとドイツ、フランス、イギリス、イタリアを含む欧州諸国に対し、この紅海での海上防衛連合への参加を要請しているという。
ただ「フーシ派」は、サウジアラビアの船舶に対してだけ封鎖措置を取っており、紅海を通過する全ての船舶に対し、通行料を課す計画を否定している。
そしてサウジアラビアがイエメンへの封鎖を解除すれば、「フーシ派」も海上封鎖を解除すると主張しているそうだ。
「フーシ派」とサウジアラビアの間では、過去2週間で戦闘が激化。「フーシ派」は、国有の石油会社「サウジアラムコ」の石油施設を攻撃し、紅海では、サウジアラビアの商船3隻を攻撃している。
これに対しサウジアラビア軍も、ホデイダ港にある「フーシ派」の支配地域を空爆した。(了)
出典元:The Guardian:Saudi Arabia prepares sea and possible land offensive against Houthis(7/30)

























