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米遺伝子工学企業Greffexが、新型コロナウイルスのワクチンを完成したと発表

米遺伝子工学企業Greffexが、新型コロナウイルスのワクチンを完成したと発表
ウィキペディア/2019新型コロナウイルス

米国テキサス州の遺伝子工学企業「Greffex」が、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンを完成させたと公表。「Houston Business Journal」をはじめとした複数の海外メディアが伝えている。

 

これから動物実験の段階へ

 

Greffex社のCEOであるJohn Price氏が、米国のローカルビジネス紙「Houston Business Journal」に話したところによると、同社の研究者グループが今週、新型コロナウイルスのワクチンを完成させたとのことだ。

 

これから動物実験が行われるという段階で、最終的に実用化されるにはアメリカ食品医薬品局(FDA)の認可が必要になる。また、米国以外の国で使用するには、それぞれの政府当局から認可を受ける必要がある。

 

Price氏によれば、研究者をウイルス感染から守るため、今回のワクチン開発では新型コロナウイルスそのものは使われなかったそう(生きているウイルスや死んだものも使われていない)。その代わりに、一般的な風邪の原因の1つとされている「アデノウイルス」が用いられた。

 

つまり、これは「アデノウイルス」を利用した、ウイルス・ベクターワクチンになり、それはさまざまな種類の感染病やがんをターゲットにして使用されるものだという。

 

2019年9月にGreffex 社は、感染症の脅威に対する新しい治療法を開発するため、米国立衛生研究所の国立アレルギー伝染病研究所と1890万ドル(約21億円)の契約を交わしており、今回のワクチン開発はその結果だとされている。

 

ただワクチンを作ること自体は、それほど難しくないらしい。問題はそれを大量に作れるかということ、そして短期間でテストできるかということだ、とPrice氏は語る。

 

同社のワクチンが各国で認可されれば、被害の大きな国には無償で提供するそうだ。

 

世界的に進められているワクチン開発

 

現在、Greffex社以外にもいくつかの研究機関が、新型コロナウイルスのワクチン開発を進めている。

 

例えば海外メディアによれば、米国のバイオテクノロジー企業Novavax社は150名の科学者を動員して開発にあたっているそうだ。この会社は過去にもこうやって、わずか3ヵ月でワクチンを完成させたことがあるという。

 

また英国オックスフォード大学のジェンナー研究所では、候補となるワクチンの「原種」をすでに作り出している。同大学のニュースリリースによれば、臨床実験に用いる1000人分を、イタリアの製薬会社に依頼しているとのこと。

 

この研究所は過去に別種のコロナウイルスのワクチンを作っており、そのデーターを参考にしたため、これだけ短期間で完成させることができたそう。(了)

 

出典元:KHOU11:Houston genetic engineering co. completes coronavirus vaccine, CEO says(2/20)

出典元:New York Post:Texas-based company has reportedly created a coronavirus vaccine(2/20)

出典元:The Hill:Texas-based company claims to have completed coronavirus vaccine(2/20)

出典元:Metro:US scientists claim to have found a coronavirus vaccine(2/20)

出典元:University of Oxford:Oxford team to begin novel coronavirus vaccine research(2/7)

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