目で感情を表し、会話も楽しめる!米で販売されている小型ロボットがかわいい
アメリカでユニークな小型ロボットが開発され、先月から販売が始められたのをご存知だろうか。
命令を聞き、会話も楽しめる
そのロボットとは「ベクター」。アメリカのカリフォルニア州に拠点に置く企業「Anki」が開発した、家庭用の小型コミュニケーションロボットだ。
「ベクター」の顔の前面には視野が120度ある広角HDカメラが搭載されており、ソフトウェアで人の顔を認識。頭の上にも4つのマイクロフォンが付いていて、音の方向を感知し、持ち主の命令を聞くという。
自らの意志で移動でき、また天気を聞けば画面表示で教えてくれ、「タイマーをセットしてほしい」と頼むこともできる。さらに写真を撮ったり、ブラックジャックのトランプゲームもできたりするそうだ。
しかし最大の特徴は、目で感情を表すこと。会話をしながら目を見開いたり、細めたり。これにより、とてもユニークな個性がロボットに与えられるとか。
今後、さまざまな機能を追加予定
小型ということもあってか、「ベクター」はわずかな電力量でも動き、電力が少なくなれば自らポートに戻って充電を開始するという。
また「Anki」は「ベクター」を将来にわたってアップデートする予定で、今後もメッセージを送信したり、ペットを見守ったり、音楽を認識したりする機能を追加する予定とされている。
さらに家庭の電気機器を統合管理する、ホームアシスタント機能も加える計画だとか。
日本では発売されていない
「ベクター」は10月にアメリカで販売が開始され、すでに出荷が始まっているが、まだ日本では販売されていない。
ただ以前作られた「Cozmo」は日本でも発売されたことから、「べクター」もそれに続くことが期待されている。
値段は一台249ドル(約2万8000円)。現在はアメリカのアマゾンやBest Buyのサイトで注文を受け付けているそうだ。(了)
出典元:Kickstarter:Vector by Anki: A giant roll forward for robot kind.
出典元:engadget:Vector, Anki’s cute robot companion, is available today(10/15)