最も野蛮なラップトップ!?めったに見れないベルギーの軍用マシン、レビュー動画が投稿された
ラップトップPCは、ビジネスの現場だけでなく、戦場でも使われる。過酷な環境に晒される軍用PCは、一般のものとは違ったスタイルをしているが、それを目にする人は少ないだろう。
先月29日、米国のソーシャルニュースサイト「Reddit」に、ベルギー軍が採用しているという軍用マシンのレビュー動画が投稿された。
DRS LXI ミリタリーラップトップ
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネルで様々なレアものパソコンをレビューしているRetroSpector78という人だ。軍用PCはなかなか民間人の手に入らないが、今回彼のフォロワーの一人から一台寄付されたので、それをレビューしたとのこと。
このマシンは、米国のDRS Technologies社(現Leonardo DRS)が1999年頃に製造した「DRS LXI military laptop」という機種。ベルギー軍の依頼で作られたそう。
キーボードは一般のパソコンと変わらない。マウスの代わりはタッチパッドでなく、右サイドにあるトラックボールだ。このキーボードは、取り外しても使えるようになっている。
堅牢さの次元が違う
耐久性抜群と謳われる堅牢パソコンは一般にも売られているが、この「DRS LXI military laptop」は軍用だけあって、堅牢さの次元が違う。
本体とディスプレイをつなぐヒンジは、ご覧の通り剥き出しのボルトで繋がれている。背面に並んだポート類は、両サイドから張り出した分厚い金属板で守られている。空冷のためのダクトには、砂や泥の侵入を防ぐ金属メッシュが張られている。
Redditのコメント欄には、「ビューティフルだ」「絶対欲しくなった」という書き込みがある。また、ディスプレイ画面が右寄りなのに、キーボードが左寄りに配置されているのが気になる、という人もいた。
(了)
出典元:Reddit:DRS LXI military laptop(3/29)