「ギガンティック・ジェット」豪の上空で撮影された紫に光る稲妻が美しい

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オーストラリア上空で非常に珍しい紫色の稲妻が撮影され、話題となっている。

雲の上で紫色の輝きを放つ

 

この写真を撮影したのはフォトグラファーのJeff Milesさん。彼によればこれはオーストラリアの西部にある、Pilbaraという町の近くで偶然捉えたものだという。

 

この時、雲の下では嵐が吹き荒れていたが、稲妻は雲の上で夜空に向かって光を放ったそうだ。

高い位置で発生し上空へ伸びる 

 

この現象は「超高層雷放電(高高度放電発光、中間圏発光現象)」などさまざまに呼ばれるもので、通常の雷や嵐を起こす雲よりも高い位置、高度20km以上で発生し、逆に上空へ伸びていくと言われている。

 

地表90kmから100kmの高さで発生するものもあり、スプライトやピクシー、エルヴ、ブルー・ジェットなどさまざまな種類があるようだ。

 

IAA-CSIC

撮影したMilesさんは今回の稲妻を「ギガンティック・ジェット」と呼んでいる。

 

これらの現象は雷雲の上空で発生することから、それまで地上ではよく観察できず、1989 年に初めて観測され、科学者もまだその仕組みがよく分かっていないという。

過去には宇宙からとらえた映像も

 

そのため過去には、このような稲妻を宇宙から撮影したものもある。

 

これは2015年にデンマーク人の宇宙飛行士、アンドレアス・モーゲンセンさんが国際宇宙ステーションから撮影した「ブルージェット」の映像。

下には「スプライト」の姿も。これらはインド洋のベンガル湾の上空を宇宙ステーションが通過した時、高度400kmから捉えたものとされている。

 

YouTube/European Space Agency, ESA

「スプライト」については、他で撮影されたものも。

NASA

JASON-AHRNS

一晩で6回も見ることができた

 

Milesさんは取材に対し「これは自分の目で見たものの中でも、特にびっくりするような経験でした。(略)これまでも数回しかこのギガンティック・ジェットをカメラで捉えられていませんでしたが、この夜はラッキーなことに6回も見ることができました」と語っている。

 

Facebook/Caters News Agency

 

非常に珍しい現象のようだが、この写真はその姿をはっきりと捉えた貴重な1枚なのかもしれない。(了)

 

 

出展元:DailyMail:Forget purple rain, it’s purple lightning! Photographer captures a rare weather phenomenon as storm creates a violet flash UPWARDS into in the sky(4/5)

 

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