「で、でかすぎる!」巨大な氷山がカナダの沖合に現れ話題に
カナダの沿岸にこれまでにないほどの巨大な氷山が現れ、話題となっている。
●撮影しようと多くの人が殺到
これが目撃されたのはカナダ東部のニューファンドランド島、フェリーランドという街の付近とされている。
その沿岸に先週末、大きな氷山が流れ着き、街を通るSouthern Shoreハイウェイには撮影しようと多くの人々が殺到し、ついに通行禁止になったという。
この氷山は高さ46mから73m、長さは122mから204mに達すると見られている。
ニューファンドランド・ラブラドール州の沖合は以前から「氷山の通り道(氷山通り)」と呼ばれ、春になると多くの氷の塊が北極海から流れてくるそうだ。
▼下は2015年頃の風景。
●例年に比べ今年は氷山が多い
ここに流れてくる氷山はしばしば海氷によって閉じ込められ、春の終わりから夏の初めまで見ることができるとか。
しかし今回の氷山は非常に大きいため、沈んだ部分がすでに海底に乗り上げている可能性があり、しばらくここにとどまり続けると見られている。
そして旅行会社などは、多くの観光客が見込めるからか、氷山到来を良いニュースとして受け止めているそうだ。
また今年はすでに大西洋で648個の氷山が報告されており、沿岸部でも例年の同じ時期に比べより多く目撃されているという。(了)
出展元:BBC:Iceberg tourists flock to Newfoundland town(4/18)