氷の池でシカが立ち往生、助けに来た消防隊員に懐いてしまう救出劇がユニーク
アメリカで池に張られた氷の上で立ち往生するシカの、ユニークな救出シーンが撮影された。
シカが氷に足を滑らせ立ち往生
その動画を撮影したのは、オレゴン州の消防署「L4262 Sunriver Professional Firefighters」とされている。
彼らはゴルフコースの池に張られた氷の上にいるシカを発見。しかしシカは氷で足を滑らせて上手く歩けず、立ち往生していたという。
そこで消防隊員の1人が救助へ向かうことに。他の隊員らがその様子を撮影し、消防署のフェイスブックに動画を投稿した。
岸へ着いたのに再び隊員のもとへ
映像には何度も氷に足を滑らせて、上手く歩けずにいる若いシカの姿が映っている。
そこで赤いゴムボートのようなものを滑らせて、消防隊員が接近。彼はゆっくりとシカを押しながら、岸へと近づけていった。
しかし岸にたどり着いても、シカはなぜか動こうとはしない。困った隊員はシカの頭をさすったりしてなだめる。
するとシカは氷の上にいる隊員に興味を持ったらしく、再び岸から離れ、彼の方へ向かって近づいていく。
それでもやはり足が滑ってしまって、うまく動けない。隊員は再び岸へとシカを押し、その後無事救助に成功する。
陸へ上がったシカはその後、元気に走り去っていった。
このシカは野生とみられているが、救助されながらも、どこか安心しきった様子はちょっと珍しいといえるかもしれない。(了)
出典元:WBRZ:WATCH: Firefighters rescue deer stuck on frozen pond(12/10)