突然、2階のベランダにアリゲーター、泥棒と思っていた家主もびっくり
アメリカで2階のベランダに突然、大きなアリゲーターが出現するという事態が発生した。
●家具の間に横たわっていた
その出来事が起きたのは、サウスカロライナ州のマウントプレザントという町にあるPolstonさん夫婦の家。
Steve PolstonさんとSusieさん夫婦によれば、最初は2階で物音がしたため泥棒が侵入したと考えていたという。
しかしその後、16歳の息子がベランダ(ポーチ)に向かい覗いてみると、そこには9フィート(約2.7m)の大きなアリゲーターが、ひっくり返された家具の間に横たわっていたそうだ。
Polstonさん夫婦は地元の動物管理センター「Gator Getter Consultants」に連絡。担当者が対処してくれるまで、3人は夫婦用の寝室で待っていたと言われている。
●非常に攻撃的なため安楽死させる
そもそも州法では罠にかかったワニなどは殺処分するように求めていたが、Susieさんは決して殺すことは望んでいなかったという。
しかしアリゲーターは非常に攻撃的で、到着したセンターの担当者も手こずり、2時間近くも経過してしまう。しかも時間が経ってもワニは大人しくなるどころか、獰猛さを増していく。
家から外へ出ていく様子も見られず、結局アリゲーターは安楽死させられたそうだ。
●重さは90kgから136kgも
今回、家に侵入したアリゲーターは重さ200から300パウンド(90kgから136kg)はあったと言われ、年齢も60歳に達していたと推定されている。
Polstonさん夫婦によれば、アリゲーターはアルミ製の玄関網戸をバリバリと噛み砕いて侵入し、その後15フィート(約4.5m)もある吹き抜けの階段を通って、2階のベランダに登ってきたという。
また基本的にアリゲーターは攻撃的ではないが、今回は交尾のために移動する通路が新たに設置されたフェンスによって遮られていたため、非常に興奮し獰猛になっていたと考えられている。
Polstonさんの家の付近ではワニを目撃することがよくあるようだが、当局は気温が高くなればさらに遭遇する機会が増えるとして、警戒を呼びかけているという。(了)
出展元:MailOnline:‘We thought it was a burglar’: Family cowers in terror as angry nine-foot-long alligator climbs staircase, breaks open screen door and tries to attack them on their porch(4/18)