クマのエサを盗もうとするオオカミ、その動作が可愛らしい
アメリカの国立公園で、クマのエサを何とか盗もうとする、ユニークなオオカミの様子が撮影された。
バイソンの死骸を食べていたグリズリー
その映像を撮影したのは、自然写真家のトレバー・ラクレアさんだ。
彼によれば、その動画を撮影したのは2023年4月で、場所はイエローストーン国立公園だという。
当時、グリズリー(ハイイログマ)が凍った池から、バイソンの死骸を引きずり出し、肉を食べていたそうだ。
そして2頭のハイイロオオカミも、クマからエサを盗もうとして、あたりをウロウロし続けたという。その様子がこちら。
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辛抱強く待ち続けるオオカミ
ラクレアさんは今年の5月に、この動画をインスタグラムに投稿。その中で「オオカミは、お辞儀をしたり、跳ね回ったりし始めました」とコメントしている。
またラクレアさんの説明によれば、オオカミはしばらくすると諦めて、近くに横たわり、クマの食事が終わるのを辛抱強く待ったという。
やがてクマは立ち去り、オオカミたちも食事にありつくことができたそうだ。
この動画を見た人からは「オオカミの尻尾が揺れている。彼はクマに『ほんの一部だけ、ほんの少しだけ』と言っていたのね」や「なんてキュートなオオカミなの」といったコメントが寄せられている。(了)
出典元:Yahoo News:Wolf Shows Playful Interest in Grizzly Bear’s Meal(6/26)