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豪の島で行方不明になった小型犬、500日間以上も生き延び、無事救助される

豪の島で行方不明になった小型犬、500日間以上も生き延び、無事救助される
Instagram_kangala_rescue

行方不明になったミニチュア・ダックスフンドが、オーストラリアの野生下の環境で長い間生き延び、先日保護された。

 

カンガルー島で529日間ぶりに保護

 

そのミニチュア・ダックスフンドとは、メスの「ヴァレリー」だ。

 

飼い主の女性、ジョージア・ガードナーさんと、ボーイフレンドのジョシュア・フィッシュロックさんは2023年11月、オーストラリア南部にあるカンガルー島を訪問。

 

釣りに出かける際、「ヴァレリー」をキャンプ地にあった「ベビーサークル」の中に残していたという。

 

しかし2人が戻ってみると、そこに「ヴァレリー」の姿はなく、以来行方不明になってしまったそうだ。

 

その後、「カンガラ野生動物保護団体」が捜索活動を続けていたが、先日529日ぶりに「ヴァレリー」を保護することに成功した。

 

捜索に1000時間以上費やす

 

「ヴァレリー」は500日間以上も、自然環境の下、夏の猛暑に耐え、毒蛇を避け、生き続けてきたことになる。

 

また「カンガラ野生動物保護団体」によると、ボランティアたちは「ヴァレリー」を探すのに1000時間以上を費やし、5000km以上を移動したという。

 

さらに保護するために、遠隔ドアシステムを備えた捕獲ケージや監視カメラも投入され、ケージの中には餌やガードナーさんの衣服、「ヴァレリー」のおもちゃをいくつか詰め込んでいたそうだ。

 

捕獲にはかなり時間がかかったが、結局「ヴァレリー」はこのケージの中に入り、無事に保護されたという。

 

「カンガラ野生動物保護団体」のディレクター、ジャレッド・カラン氏は次のように述べている。

 

「すべての犬の中で、あそこで生き残るのはおそらくこの犬だけだろうが、彼らは優れた嗅覚を持っている」(了)

 

出典元:BBC:Mini dachshund rescued after spending 529 days in Australian wilderness(4/26)

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