落花生のような形をしたカメ、41歳の誕生日を迎える

Missouri Department of Conservation
アメリカのミズーリ州では、落花生のような形をしたカメが飼育されており、先日誕生日を迎えたという。
8の字の甲羅をしたカメ
そのカメとは、ミシシッピアカミミガメ(red-eared slider)の「ピーナッツ」だ。
「ピーナッツ」は非常に珍しい8の字のような甲羅をしており、これまでミズーリ州のパウダーバレー自然保護センターで飼育されてきたという。
そして8月30日には、41歳の誕生日を迎え、センターでは誕生日を祝うイベントを開催したそうだ。
ビニールの輪に挟まってしまう
パウダーバレー自然保護センターによれば、「ピーナッツ」の体が8の字になったのは、幼い頃に「シックス・パック・リング」に挟まったことがきっかけだという。
「シックス・パック・リング」とは、缶ビールなどをまとめるために使われるビニールの輪のことで、どうやら成長するにつれて、それが甲羅に引っ掛かり、このような形になったと考えられている。
確かに可愛そうな姿だが、「ピーナッツ」の体は、人々にゴミを所定の場所に捨てることを思い出させており、不法投棄反対の象徴になっているそうだ。
誕生日のイベントでは、「ピーナッツ」にミミズやコオロギなどの食べ物も提供されたという。(了)
出典元:UPI:Turtle with unique peanut-shaped shell turns 41 in Missouri(8/25)