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絶滅危惧種のアムールヒョウの赤ちゃんが誕生、動物園が可愛い動画を公開

絶滅危惧種のアムールヒョウの赤ちゃんが誕生、動物園が可愛い動画を公開
X_Brookfield Zoo Chicago

先日、アメリカの動物園で2匹のアムールヒョウの赤ちゃんが生まれ、その可愛らしい動画が公開されている。

 

7月14日に2匹の子供が誕生

 

その赤ちゃんが生まれたのは、イリノイ州の町、シカゴにある「ブルックフィールド動物園」とされている。

 

今年の7月14日、6歳にあるアムールヒョウの雌、「ミナ」が2匹の子供を出産。母子ともに健康で、現在子供たちも元気に育っているそうだ。

 

アムールヒョウの母親と子供たちは、動物園内の専用飼育場におり、先日動物園は可愛い子供たちの映像を公開した。

 

 

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世界で最も絶滅の危機に瀕しているネコ科動物

 

アムールヒョウの野生個体数は100頭未満と推定されており、世界で最も絶滅の危機に瀕している大型ネコ科動物と言われている。

 

そのため今回の出産は、この種を絶滅から救うための動物園の取り組みにおいて、重要な節目になるそうだ。

 

動物飼育・保全担当のマーク・ワナー氏も「今回の出産は、アムールヒョウの未来にとって希望に満ちた一歩です」と述べている。

 

子供たちの父親である「サーシャ」は、2020年に「ブルックフィールド動物園」で生まれ、母親の「ミナ」は、種の保存計画の一環として、2021年10月に「ロザモンド・ギフォード動物園」から連れてこられた。

 

動物園によれば、野生では、アムールヒョウの母親が通常、生後数週間、子供のヒョウを人目につかない巣穴に安全に閉じ込めるという。

 

「ミナ」も同様の本能を示し、生まれたばかりの子供を人目につかない場所で育てているそうだ。

 

動物園の保護スタッフは家族を注意深く観察しており、子供が強くなって自信を持ち、探索する準備が整った場合にのみ、一般公開を許可する予定だという。(了)

 

出典元:Brookfield Zoo Chicago:World’s Rarest Big Cat, the Amur Leopard, Gives Birth to Two Cubs at Brookfield Zoo Chicago(7/29)

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