ラッコがサーファーを噛み、ボードも盗んでしまう【アメリカ】

アメリカで、サーファーの女性がラッコに噛まれ、サーフボードも一時的に占領されてしまったと報じられている。(アイキャッチはイメージ)
ボードの上に20分近くもい続ける
その出来事が起きたのは10月14日、場所はカリフォルニア州のサンタクルーズにある、スティーマーレーンと呼ばれる海岸とされている。
女性サーファーのイザベラ・オルドゥナさんによれば、その日の夕方、海でパドリングしていると、突然ラッコが足を噛んできたという。
そして驚いて海へ落ち、振り返ってみると、サーフボードにラッコが乗っていたそうだ。
しかもラッコはそのままボードの上に20分近くもい続け、オルドゥナさんはどうしていいのか、分からなかったそうだ。
A Sea Otter took over a surfboard and bit the surfer which resulted in a large water rescue response. All’s fine now pic.twitter.com/SrdEK4MF1m
— Native Santa Cruz (@NativeSantaCruz) October 16, 2025
ライフガードがサーファーを救助
幸いなことに、その場にいた別のサーファーが助け、消防署に通報。やがて2人のライフガードが、オルドゥナさんの元へ到着した。
ライフガードらはその時、ラッコがサーフボ-ドの上で寛いでいるのを目撃しており、やがてオルドゥナさんを海から引き上げ、救助したという。
また最終的に、ライフガードはサーフボードを回収することにも成功し、オルドゥナさんに返したそうだ。
このラッコは、カリフォルニアラッコとみられ、主にカリフォルニア州中部の海岸に生息し、観光客や住民にも人気があるという。
しかし「ラッコ841」と呼ばれるラッコは悪名高く、過去2年間、サンタクルーズでサーフボードを盗み続けてきたそうだ。
ただ今回のラッコが「841」かどうかは、明らかにされていない。(了)
出典元:abc7:Aggressive sea otter bites Santa Cruz surfer, hijacks surfboard(10/17)