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まもなくペルセウス座流星群のピーク、1時間に60個の流れ星が見られるかも

まもなくペルセウス座流星群のピーク、1時間に60個の流れ星が見られるかも
Twitter/NASA JPL

毎年恒例となっているペルセウス座流星群だが、今年もまもなくピークを迎えようとしているのをご存知だろうか。

 

1時間に60個から70個見られる可能性

 

ペルセウス座流星群とは、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに「三大流星群」の1つとされ、今年はすでに7月17日から始まり、8月24日まで続くとみられている。

 

そして最も多くの流星が見られるピークが、日本では8月13日午前10時になるという。

 

また運が良ければ、ピーク時には1時間に60から70個(国立天文台では40個)の流れ星が観測できる可能性があるそうだ。しかも今年は、かなり条件がいいとか。

 

NASAの流星の専門家であるBill Cooke氏も、取材で次のように語っている。

 

「今年、ペルセウス座流星群にとって月はとても好ましい状態(8月11日が新月)になります。これは外へ出かけて空を見上げる人々にとって、恐らくベストな流星(シャワー)になるでしょう」

 

北半球の中緯度の国々が好条件

 

また流星が現れる割合の高いピーク時が短い普通の流星群と異なり、ペルセウス座流星群はピーク時の時間の幅が非常に広いという。

 

そしてアメリカやイギリスを含むヨーロッパなど、北半球の中緯度の国々では、最もよく観測できる可能性があると言われている。

 

 

国立天文台によれば、日本では極大になる8月13日10時が昼間になるため、8月12日から13日にかけての夜が最も見頃だと考えられるという。

 

また13日から14日にかけての夜も、かなりの数の流星を見ることができると予想され、さらに極大からは時間的に少し離れているが、11日から12日にかけての夜もある程度の数の流星が出現すると考えられるそうだ。

 

そして予想外のタイミングで流星が活発に出現する可能性もあるため、あまり予想にとらわれず、なるべく長い時間、そして長い期間観察を続けてみるのがおすすめだとか。

 

国立天文台では、他にも適した観察の方法などを紹介している。ぜひ、チェックしていただきたい。(了)

 

 

出典元:euronews:Perseids meteor shower: When and where can we watch?(8/7)

出典元:国立天文台:ペルセウス座流星群2018

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