なんだこれは?豪の漁師が正体を知るためにネットに投稿した生物が不気味
オーストラリア人の漁師の男性が、ネットに海の生物の写真を投稿し、注目を集めている。
透明で異様な姿をしている
シドニーに住む漁師のTrapman Bermaguiさんは、6月28日に自らのフェイスブックに、ある写真を投稿した。
その写真には透明で異様な姿をした海の生物が映っていた。
Bermaguiさんはこの生物の正体を知るため、写真とともに「僕にはこれが一体何なのか、わからない?皆はどう思う?」と呼びかけた。
I have no idea about what this is. Any thoughts??
深さ2000m付近で暮らしている
もっとも写真を見たユーザーの多くも困惑。中にはふざけて、「元彼の母親だ」や「私の妹(姉)のように見える」といったコメントを寄せる人もいたという。
しかしあるユーザーはこの生物を特定。オニアンコウ科に属し、「ゴーストリー・シー・デビル」として知られる「Haplophryne mollis」だと教えてくれたそうだ。
この魚は熱帯、もしくは亜熱帯の海域に生息し、深さ2250m付近で暮らしているとか。
そして色素が欠落しているため、頭蓋骨の一部や筋肉が透けて見えると考えられている。
もっともBermaguiさんがこの魚を捕まえたわけではない。実は2016年にロシア人の漁師、Roman Fedortsovさんがロシア北西部の海域で、トロール船に乗っている時に捕獲したという。
その後、彼は写真を撮り、インスタグラムに投稿。それが注目され、やがてメディアにも取り上げられたそうだ。(了)
出典元:MailOnline:Fisherman is baffled by a VERY strange catch he saw online- so do you recognize the mystery creature?(6/30)
出典元:FISHES OF AUSTRALIA:Soft Leftvent Angler, Haplophryne mollis (Brauer 1902)