人気のビーチに、食いちぎられたサメの半身が打ち上げられる
海水浴客に人気のオーストラリアのビーチで、半分に食いちぎられたサメの死体が見つかった。
サメより大きな何かが周辺にいるのでは……という恐怖が人々の間に広がっている。
血塗られた口のオオメジロザメ
サメの死体を最初に見つけたのは、オーストラリア・クイーンズランド州で旅行会社「G’Day Adventure Tours」を運営するJason Brownさん。
1月6日に6名のツアー客を連れ、サンシャイン・コースト沖にあるブライビー島を訪れた際に半身しかないサメの死体に遭遇し、写真をFacebookに投稿した。ブライビー島は砂島で、人気の海水浴場となっている。
写真を見ると、このサメは何らかの敵と戦ったのだろうか、口の部分に血が付着しているのが分かる。
Facebookの投稿文にはこう書かれている。
今日、ビーチでこんなクレイジーなものを見た! 何か大きな生き物がこいつを食べて、お腹を一杯にしたに違いない。
Brownさんによれば、このサメはオオメジロザメであるとのこと。日本ではウシザメとも呼ばれるオオメジロザメは、危険なサメとして知られており、大きなものでは全長が4メートルにもなる。
海外メディアの取材を受けたBrownさんは、連れていたツアー客の反応について尋ねられ、冗談交じりにこう答えた。
日常の中で見れるものではないので、皆さんが「超クールだ」と思っていましたよ。
広がる不安
一体、どんな生き物がこのサメを食べたのだろうか? この写真を見た人たちの間に、不安が広がっている。
ある人は「私はこの前日に、全く同じ場所で泳いでいたよ」とFacebookにコメント。「私たちは、サメがサメを食べていた海岸で、1日中泳いでいたということなのね」と書き込んだ人もいる。
今月初旬に、ブライビー島から30kmほど離れたモートン島で巨大なサメが目撃され、遊泳やダイビングが禁止された。そのサメが、今回発見されたサメを食いちぎった可能性はある。あるいは食いちぎられたのがそのサメで、巨大なサメはまだ悠々と泳いでいるのか……(了)
出典元:Mail Online:Tourists spooked after half eaten shark carcass is washed up at a popular swimming beach sparking fears a MUCH bigger beast is out there(1/10)
出典元:9News:Mystery as half a shark washes up on Queensland beach(1/9)