ウガンダで希少なマウンテンゴリラ4頭が死亡、原因は落雷か?
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アフリカで暮らす4頭のマウンテンゴリラが、死んでいるのが発見された。落雷が原因と見られている。
17頭の集団のメンバーだった
そのゴリラの死骸が見つかったのは、ウガンダにある「Mgahinga国立公園」。
死んでいたマウンテンゴリラは、大人のメスが3頭、子供のオスが1頭とされている。
そのゴリラたちは、地元で「Hirwaファミリー」と呼ばれており、17頭からなる集団のメンバーだったという。
また死んだメスのゴリラの1頭は、妊娠していたそうだ。
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1000頭しかいないマウンテンゴリラ
マウンテンゴリラは約1000頭しか存在していないため、保護活動を行ってきた「Greater Virunga Transboundary Collaboration (GVTC)」は、今回の死について「ゴリラの種にとって大きな損失だ」と述べている。
「GVTC」のAndrew Seguya氏もBBCの取材に対し「このことはひどく悲しいことです。3頭のメスの群れの個体数に貢献できる可能性は、計り知れないものでした」と語った。
マウンテンゴリラは、コンゴ共和国やルワンダ、ウガンダなどの保護されたエリアにしか生息していないという。
また「Hirwaファミリー」は昨年、ルワンダからウガンダにある「Mgahinga国立公園」に移動し、暮らしてきたそうだ。
残された13頭のゴリラは元気に暮らしているのが確認されており、亡くなったゴリラの正式な死因の結果については、3週間以内に出される見通しだ。(了)
出典元:BBC:Four rare mountain gorillas ‘die in Uganda lightning strike’(2/8)
出典元:METRO:‘Lightning strike’ kills four rare mountain gorillas(2/8)