豪の岬に浮上した満月、赤く染まった「ハーベストムーン」の美しい映像
オーストラリアで、赤い色をした満月がゆっくりと昇っていく、美しい動画が撮影された。
9月の満月「ハーベストムーン」
この動画が撮影されたのは9月2日、場所はニューサウスウェールズ州にあるバイロン岬とされている。
9月2日は満月となっており、アメリカ先住民は9月の満月のことを「ハーベストムーン」と呼んでいたという。
映像には、手前に灯台、その下に小さな人間の姿が映っており、やがて灯台のむこう側から、赤く染まった大きな月が出現。次第に色を濃くしながら、美しい輝きを放ち、ゆっくりと昇っていた。
撮影し始めた時に雲が分かれる
この動画を撮影したのは、地元の写真家であるLuke Taylorさん。
彼によれば当日は、一日中多くの雲で覆われていたため撮影をあきらめていたが、夕方5時頃に空が晴れ上がったので、準備に取り掛かったという。
また撮影前には、まだ水平線の上に多くの雲があったが、撮影を始めた夕方6時前になると、雲が分かれて障害物が無くなり、見事な光景が浮かび上がったという。
ちなみに灯台の左側に照明が光っているが、当時そこではニコール・キッドマンの製作会社が彼女と共に、ドラマ(もしくは映画)『Nine Perfect Strangers』の撮影をしていたそうだ。(了)
出典元:Yahoo News:Photographer Captures ‘Red Moon’ Timelapse at Cape Byron Lighthouse(9/3)
出典元:ウェザーニュース:今日は満月「ハーベストムーン」 東日本などで観測(9/2)