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雪の中で見つけた子猫、迷子だと思ったら絶滅危惧種だった

雪の中で見つけた子猫、迷子だと思ったら絶滅危惧種だった
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スコットランドの雪道で拾った子猫が、世界に400匹ほどしかいない希少なヤマネコだった——こんな意外な話が海外メディアで報じられている。

 

雪の中で凍えていた子猫

 

スコットランドに住む32才のシェフ、Peter Macnabさんは今月13日、ハイキングやサイクリングのコースとして有名なケアンゴームズ国立公園内の道「Dava Way」を、友人と一緒に散歩していた。

 

すると、道の前方に、数匹の羊が集まって輪を作っているのが見えたそうだ。2人が近づくと羊は散って行き、その後に1匹の子猫が残されていた。

 

その猫は生きてはいたものの、全身の毛に氷がこびりつき、凍えていて、立ち上がることも動くこともできなかったという。獣医の所に運ぶには、町まで3マイル(約4.8km)歩かなければならない。Peterさんはその時赤ん坊の息子を背負っていたので、友人のPiotrさんが猫を抱いて町まで歩いた。

 

小さなカミソリのような爪をしていた

 

Piotrさんは子猫を抱いた時、その爪が「小さなカミソリ」のようであるのに気づいたそうだ。そして、冗談で「こいつはスコティッシュ・ワイルドキャットに違いない」と言い、2人で笑い合った、とメディアに話している。

 

スコティッシュ・ワイルドキャットはヨーッパヤマネコの1種で、絶滅危惧種。非常に数が少なく、姿を見ることさえ稀なので正確な数は分からないが、スコットランド地方に100匹〜300匹、あるいは400匹程度しかいないと言われている。

 

まさか本当にそうだと思っていない2人は、猫を獣医に預けた後、迷い猫探しのFacebookグループで飼い主を探した。もし飼い主が見つからなければ自分たちで飼うつもりになり、猫用ベッドを買ったりもしたそうだ。

 

そして2日後、獣医からの連絡で、子猫がスコティッシュ・ワイルドキャットだと分かった。

 

Wikipedia/Peter Trimming

悲しい顛末

 

子猫は肺炎を起こし、翌日に死んだ。その猫を飼う気になり「ハントリー」という名前まで付けていた2人は、葬いの気持ちを込めてクラウドファンディングを立ち上げ、野生の猫を保護する寄付金集めを始めた。

 

目標は1000ポンド(約14万円)だったが、海外メディアによる、開始した初日にそれを超える1665ポンド(約23万7000円)が集まってしまったとのこと。募金は今も続けられており、現在は総額6855ポンド(約97万5000円)となっている。(了)

 

出典元:Good New Network:He Thought it was a Kitten Lost in the Snow – But it was One of The Most Endangered Mammals in Europe(1/21)

出典元:The Scotsman:Scottish wildcat fundraiser smashes target following death of rare kitten(1/17)

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