トラックの干し草の中で発見されたウサギの赤ちゃん、300kmも旅を続けていた!
イギリスで生後4週間のうさぎの赤ちゃんが干し草の中から発見され、その後保護された。
トラックに積まれた干し草の中にいた
その赤ちゃんが見つかったのは、イングランド・サリーの街、ギルフォードにある農場とされている。
農場の作業員が、トラックで運ばれた干し草を降ろした時、その中にうさぎの赤ちゃんが紛れていたそうだ。
そのトラックはウェールズからサリーまで216マイル(約347km)も移動しており、その間もうさぎの赤ちゃんが干し草の山に隠れていたと考えられている。
Arriving at a local farm amongst a delivery of hay bales, this young #rabbit had travelled an enormous 216 miles from its family in #Wales! Sadly, after such a long time away from its parents, and the nest no longer in situ, it would have to be cared for by our #orphan feeders. pic.twitter.com/3qjJD3D5QS
— Wildlife Aid (@wildlifeaid) March 11, 2021
成長するまで人の手で育てられることに
その赤ちゃんは野生と見られ(正確には分かっていない)、干し草の中には母親などの姿は見られず、その後動物保護団体「Wildlife Aid Foundation」のスタッフによって、保護されたという。
しかし遠く離れた場所にいる母親を探すこともできず、このまま自然に返すわけにも行かないため、人間の手で育てられることになったそうだ。
現に今ではAngelaさんという人が世話をしており、やがて1匹でも生きていけるまでに成長したら、自然に返されるという。
ウサギの赤ちゃんは見つかった時、幸せそうに周りの干し草を食べ、元気だったそうだ。(了)
出典元:METRO:Tiny bunny rescued after travelling 200 miles hidden inside a hay bale(3/15)