オーストラリアで車の運転を覚えたワンコ、ハンドルを操作して羊を追う
オーストラリアの農場に、車のハンドル操作を覚えたワンコがいるという。
牧羊犬として飼われていた
そのワンコとは、「レクシー」(1歳)という名のジャック・ラッセルだ。
ビクトリア州南西部の町、ハミルトンの農場で暮らす「レクシー」は、牧羊犬として飼われていたそうだ。
しかし子犬だったころ、体重が80kgもある大きなオスの羊に追いかけられケガをしてしまったという。
その後、飼い主のキャメロン・ズシェック(21)さんが、「レクシー」に車の運転を教え、訓練し、今ではハンドルを操作することを覚えたそうだ。
車のギアを「ロウ」に入れ運転
ズシェックさんによれば、ある日実家の農場で羊を移動させていた時、「レクシー」が運転のコツを知っていると思い、車の操作を教えようと思ったという。
そして父親が自分に教えてくれたように、まずは車のギアを「ロウ」に入れ、低速で「レクシー」に運転させたそうだ。
その後も訓練を重ね、今ではハンドルを操作し、牧羊犬として羊をまとめているとか。
ズシェックさんが動物たちに干し草を与えている間、「レクシー」が車を操作することもあり、彼はこれを「なかなかいいチームワーク」と表現している。
ただしどこまで正確に運転できるのか、またはどうやって車を止めるのか、などは明らかになっていない。(了)
出典元:METRO:Jack Russell filmed behind wheel after owner taught her to drive(5/8)
出典元:ABC.net:Video of dog driving ute shows Jack Russell Lexie helping on south-west Victorian farm(5/6)