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ウクライナに長距離ロケットシステム「M270」が到着、米戦闘機での訓練も予定

ウクライナに長距離ロケットシステム「M270」が到着、米戦闘機での訓練も予定
Twitter/Oleksii Reznikov

ウクライナの国防省は7月15日、新たに長距離多連装ロケットシステムが供与されたことを明らかにした。

 

12連装の自走式ロケットシステム

 

オレクシイ・レズニコフ国防省は15日、長距離多連装ロケット発射システム「M270」(MLRS)がウクライナに到着したと明らかにした。

 

「M270」とは自走式のロケットシステムで、227mmロケット弾を12発装填でき、その射程距離は80kmとされている。(HIMARSは6連装)

 

ウクライナは武器不足に悩んでおり、東部で戦い続けるためにはロシアと同等の火力に引き上げる必要があるとして、欧米からの武器供与の増加を訴えてきたという。

 

ウクライナのレズニコフ国防省は「戦場ではHIMARS(高機動砲ロケットシステム)の良き相棒となるだろう。我々のパートナーに感謝する。敵に容赦はしない」とツイートしている。

 

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イギリスがアップグレードし供与か

 

どの国が「M270」を送ったのか、は正確には明らかにされていない。ただイギリスは以前、このロケットシステムの一部を寄贈すると発表していた。

 

また報道機関「Ukrinform」によれば、ノルウェー政府はイギリスの援助を受けて、3基の「M270」ロケットシステムをウクライナに譲渡することを承認したという。

 

ただしノルウェーのロケットシステムを最新のものにする必要があるため、イギリスが一旦ロケットシステムを受け取り、アップグレードしてから、ウクライナへ供与することになるようだ。

 

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ウクライナ軍が米戦闘機で訓練へ

 

一方、アメリカの下院議会は、ウクライナ人パイロットに米国製航空機の操縦訓練を行うため、1億ドルの資金供与を承認した。

 

ウクライナの参謀長、アンドリー・イェルマク氏によれば、ウクライナ軍のパイロットはアメリカ製の「F-15」と「F-16」戦闘機で訓練を受けることになるという。

 

30以上の軍事物流施設を破壊

 

ウクライナ国防省の報道官は15日、自軍によるロケット攻撃により、ここ数週間で30以上のロシア軍の軍事物流センターを破壊し、ロシアの攻撃力を著しく低下させていると発表した。

 

Oleksandr Motuzianyk報道官は、西側諸国から供給された数種類の長距離兵器のうちの1つであるアメリカの「HIMARS」ロケットシステムが果たした役割を強調している。

 

ロイター通信も、標的となった30カ所は、「HIMARS」を含む多連装ロケットシステムによって破壊されたと報じている。

 

5月は民間人や兵士の犠牲が最も多かった

 

しかし同時に、ウクライナのレズニコフ国防相は、BBCのインタビューにおいて、「5月に最も多くの民間人の犠牲者を出した」と語った。

 

また軍の損失の最大のピークも5月だったとし、1日に最大100人の兵士が殺されたことを明らかにしたという。

 

特に東部のドンバス地域では、ロシア軍が1時間に1000発もの砲弾を使用するなどし、優位性が最も高くかったそうだ。

 

ウクライナ軍はその強烈なプレッシャーに対応することができず、あまり多くの砲弾を撃つことができなかったという。(了)

 

出典元:The Guardian:Moscow accused of targeting civilians with missile attacks – as it happened(7/15)

出典元:BBC:Ukraine round-up: Girl, 4, among Russian rocket attack victims and British aid worker dies(7/15)

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