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フィリピンの海岸に、珍しいメガマウスが漂着、体長は4.6メートル

フィリピンの海岸に、珍しいメガマウスが漂着、体長は4.6メートル
Facebook/Nonus Enolvus

フィリピンの海岸で先日、メガマウスと呼ばれるサメが死んでいるのが見つかり、写真などがSNSに投稿されている。

 

ルソン島の海岸で村人が発見

 

メガマウスが見つかったのは6月11日、場所はルソン島・ソルソゴン州にあるグバット村だという。

 

このメガマウスは体長が15フィート(約4.6m)ほどもあり、海岸に打ち上げられているところを、村人によって発見されたそうだ。

 

すでにメガマウスは死んでいたようだが、撮影された写真はすぐにSNSに投稿され、広まったとか。

 

 

Facebook/Nonus Enolvus

目撃例は、わずか269件

 

メガマウスは最長で100年生き、体長は約20フィート(約6m)に成長すると言われている。

 

また海面下約4500mの深海に生息しているため、米フロリダ自然史博物館によると、人間が確認した目撃例は269件しかないという。

 

またメガマウスは、体重が約2700ポンド(約1225kg)とかなり大きくなるにもかかわらず、オキアミなどしか食べず、日中は外洋の表層で群れを追いかけ、夜間は深海に潜るといった「昼行性」だと考えられている。

 

Facebook/Nonus Enolvus

漁網に絡まった可能性

 

今回のメガマウスの死因などについては分かっていない。しかしフィリピンの漁業・水生資源局(BFAR)のノニー・エノルバ報道官は、漁網に絡まった可能性があると述べたという。

 

またエノルバ報道官はその後、マニラ・タイムズ紙に対し、次のように述べている。

 

「私たちはこれを博物館の資料として保存したいと思っています。メガマウスザメの死因を知り、確認したいのです。剥製にするか、保存液に浸して保存したいと考えています」

 

実はフィリピンはメガマウスザメの目撃例が最も多い国の1つで、これまでに約100件も目撃されているという。(了)

 

インドネシアの沖合でダイバーが「メガマウス」に遭遇、動画の撮影に成功

 

出典元:INDEPENDENT:Rare 15ft megamouth shark washes up on Philippines beach(6/22)

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