山林火災の廃墟で生き残った子犬を発見、写真家が保護【アメリカ】
アメリカのカリフォルニア州では現在、「McKinney」と呼ばれる山林火災が続いているが、燃え尽きた廃墟でかわいらしい子犬が発見され、保護された。
人懐っこい表情を浮かべる子犬
その子犬を発見したのは、写真家のジョナサン・リバス氏さん(AIO Filmz所属)だ。
彼は先日、カリフォルニア州シスキュー郡の町、クラマスリバーの近くで発生した山火事の被害を、撮影していたという。
すると火災の廃墟の中をさまよっていた子犬を発見。リバス氏は子犬を優しく招き寄せ、水を与えるなどして、保護したそうだ。
リバス氏が7月31日にツイッターに投稿した動画には、なんとも人懐っこい表情を浮かべ、人間と会い、どこか安心したような子犬の可愛い姿が映っていた。
NOT FOR BROADCAST: Putting this out for the owner. Small pup, estimated to be 4 months was found roaming within the fire zone. The pup was brought back to the town of Yreka and surrendered to the Rescue Ranch Inc as suggested by fire officials. #McKinneyFire pic.twitter.com/BOnKYFu6Sc
— AIO Filmz (@aiofilmz) July 30, 2022
山林火災が5万エーカー以上も拡大
この地域は7月31日までに、5万エーカー以上も山林火災が拡大し、大きな被害を受けたという。
またリバス氏はその後、子犬をトラックに乗せ、約30マイル離れたイレカ市にある「レスキュー・ランチ里親センター」に連れて行き、預けたという。
同施設は7月31日のFacebookへの投稿で、「48時間以内に139匹の犬を引き取った」と述べている。
しかしカリフォルニア州では、まだ山林火災の勢いは収まらず、今後も被害が拡大していくとみられている。(了)
出典元:Storyful:Puppy Rescued From Ruins of McKinney Fire(8/2)