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イスラエル軍がガザ南部への地上侵攻を開始、大規模な空爆も実施

イスラエル軍がガザ南部への地上侵攻を開始、大規模な空爆も実施
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イスラエル軍が、ガザ地区南部への地上侵攻を始めたと認めた。

 

イスラエルの地上軍が南部へ進軍

 

イスラエル軍の報道官は12月3日、「ハマス」に対する地上作戦を、ガザ地区の「あらゆる地域」に拡大したと発表した。

 

また現在、イスラエルの地上軍も南部に進軍していると認めたという。

 

さらにイスラエル軍はガザ地区南部の町、ハンユニスでも、戦闘機とヘリコプターにより、大規模な空爆を行ったと明らかにした。

 

ハンユニスの病院にいるユニセフの報道官、ジェームズ・エルダー氏も3日、「ガザ南部で現在、この戦争の中で最悪の空爆が行われている。私は大量の子供の死者を見続けている」と訴えた。

 

ケガ人は麻酔なしで手術を受けている

 

SNSにも血まみれになった多くの子供たちが抱きかかえられて運ばれ、また息絶えている悲惨な様子が投稿されている。

 

 

パレスチナ赤新月社(PRCS)によれば、ケガを負ったパレスチナ人は「麻酔なしで切断手術を受けており、切断後に悲劇的に命を落とした人もいる」という。

 

またケガを負った5歳未満の子供たちの80%が、重度の火傷を負っており、しばしば手足を切断せざるを得ない状況になるそうだ。

 

180万人が家を追われる

 

2カ月及ぶイスラエル軍の攻撃により、すでに180万人のパレスチナ人が家を追われているという。

 

しかもイスラエル軍はガザ地区の北から南まで、繰り返し難民キャンプや住宅を攻撃しており、もはやパレスチナ人の逃げられる場所がなくなりつつあるそうだ。

 

国際刑事裁判所のカリム・カーン主任検察官も、SNSにおいて次のように述べている。

 

「あまりにも多くの人が死に、多くの人がケガをし、トラウマや心の傷で苦しんでいる。人間性を尊重するのなら、今が法を尊重すべき時です。私たちの事務所は、これらの問題を積極的に調査しています」(了)

 

 

出典元:The Guardian:Israel-Hamas war live: over 15,500 Palestinians killed by Israeli strikes in last two months, says Gaza health ministry(12/3)

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