車椅子の祖父が110キロもある大きなクマを撃退、10歳の孫を守る
アメリカで車椅子に乗った高齢者の男性が、襲ってきた巨大なクマから、孫を守ったというニュースが報じられている。
10歳の少年にクマが襲いかかる
その高齢者の男性とは、コネチカット州の町、モリスで暮らすジェームズ・バトラーさんだ。
10月16日の午前11時頃、バトラーさんの10歳になる孫(少年)が遊びに来て、裏庭でトランポリンの近くで遊んでいた時、アメリカグマが近づいてきたという。
孫の少年が「熊だ!」と叫ぶのを聞いて、バトラーさんが見上げると、孫の足が熊の口の中に入っていて、熊は彼を芝生の上で引きずっていこうとしていたそうだ。
10-Year-Old Boy Attacked by Bear in Grandparents’ Backyard in Connecticut https://t.co/wEAXInJuKA
— Inside Edition (@InsideEdition) October 17, 2022
クマの頭に金属のパイプを投げる
バトラーさんは急いでクマに向かって乗っていた車椅子を走らせ、クマの頭をめがけて金属のパイプを投げつけたという。
その時、クマは一度少年を放したが、再び襲いかかり、背中に押して彼の体を転がそうとしたそうだ。
やがて少年の悲鳴を聞きつけた隣人がパイプを振り回し、叫んで熊を追い払った。
その後、一旦クマは立ち去るも再び現れ、バトラーさんの家の中をのぞき込んだりしたようだが、やがて現場に到着した州警察官とエネルギー環境保護省(DEEP)の環境保護担当者がクマを射殺したという。
少年の片足と足首にはクマの噛み跡があり、背中にも爪痕が残り、片方の太ももに刺し傷があったそうだ。(了)
出典元:METRO:Grandfather saves grandson from 250-pound bear mauling him by throwing metal bar(10/18)