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スーパームーンを観察していた男性、偶然まばゆい火球を撮影【動画】

スーパームーンを観察していた男性、偶然まばゆい火球を撮影【動画】
X_@ExploreCosmos_

アメリカ東部で、まばゆい火球が落下し、偶然その動画が撮影された。

 

ウェストバージニア州の上空に出現

 

その火球が撮影されたのは8月2日、場所はウェストバージニア州の町、セレドの上空とされている。

 

当時、マチュア天文家のビル・スチュワートさんは、スーパームーンを記録するために、撮影をしていたという。

 

その時、突然光が上空を通過、まばゆい光を放ちながら、やがて消えていった。その様子がこちら。

 

火球は閃光を放った後、3つに分裂

 

スチュワートさんによれば、この時火球は1回目の明るい閃光を放った後、3つに分裂し、そのうちの1つは光りながら落下していったという。

 

またNASAの科学者は、重さ約75ポンド(約34kg)の大きな彗星の破片が地球に落下し、大気圏で燃え尽きて火球を引き起こしたとの見方を示している。

 

NASA流星環境局のビル・クック氏も、次のように語っている。

 

「それはケンタッキー州の町、クリプトンの上空約50マイル(約80km)で、地球の大気圏に突入しました。物体は、バージニア州ダフィールドの上空30マイル(約48km)で崩壊する前に、大気中を65マイル(約105km)移動しました。火球の崩壊は、およそ2トンのTNT火薬のエネルギーを発生させ、その地域の何人かが経験した衝撃波の揺れを引き起こしました」

 

またアマチュア天文家であり、アメリカ流星協会の運営マネージャーであるマイク・ハンキー氏は「隕石が生き残り、ケンタッキー州とテネシー州の東部境界付近の、どこかの森に眠っている可能性があります」と語っている。(了)

 

出典元:Newsweek:NASA Solves Mystery of the Fireball That Lit Up the West Virginia Sky(8/3)

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