Switch news

知っておきたい世界のニュース

トランプ大統領、イランに勝利し、体制転換に成功したと一方的に主張

トランプ大統領、イランに勝利し、体制転換に成功したと一方的に主張
X_Al Jazeera Breaking News

アメリカのトランプ大統領は3月24日、改めてイランに勝利したと宣言した。

 

「核兵器を保有しないことに同意」

 

トランプ大統領は24日、大統領執務室で記者団に対し、イランとの戦争終結に向けた交渉が「まさに今」行われており、イランは核兵器を「決して」保有しないことに同意したと主張した。

 

また彼は「これは体制転換と言える。我々はこの戦争に勝利した」と述べ、現在、アメリカの政府関係者がイランの「適切な人物」と交渉しているとし、イランから「石油・ガス関連」でホルムズ海峡に関連する「贈り物」を受け取ったと語った。

 

 

トランプ氏は、イランの数多くのリーダーを殺害し、またイラン政府内に新たなグループが存在しているとし、「体制転換」を図ったと主張。しかし、イランではモジタバ・ハメネイ師が新しい最高指導者に選ばれ、彼は反米を掲げており、実際に「体制転換」が行われたようには見えない。

 

またイラン側は8月23日にも、戦争終結に向けた協議がアメリカと行われていることを否定。トランプ氏の発言について、石油市場を「操作」するための「フェイクニュース」だと非難した。

 

さらにイラン軍は3月24日、「完全な勝利」を達成するまで戦い続けると発言。Ali Abdollahi Aliabadi少将は、アメリカを「空虚な」国家であり「世界の前に崩れ落ちた」と嘲笑し、トランプ大統領は自らが始めた「戦争から逃れようとしている」と述べた。

 

一方、アメリカのメディアは、トランプ大統領が、第82空挺師団から1000人以上の兵士を中東に派遣することを承認したと報じている。

 

またロイター・イプソスの世論調査によると、トランプ大統領の国内での支持率は36%に低下し、2期目で最低水準になったという。

 

仏大統領がイラン大統領と電話会談

 

フランスのマクロン大統領は3月24日、イランのペゼシュキアン大統領と電話会談を行い、この戦争終結に向けた協議に「誠意をもって臨む」よう促し、これが「緊張緩和への道を開く」と説得したという。

 

またマクロン大統領は、イランに対し、湾岸諸国への「容認できない」攻撃を停止し、ホルムズ海峡の「航行の自由を回復」するよう促し、「エネルギーと民間インフラの維持」の重要性を強調したそうだ。

 

イスラエル軍がレバノン南部を掌握

 

一方、イスラエル軍はレバノン南部の広範囲を占領し、「安全保障地帯」を設置する計画を発表した。

 

イスラエル・カッツ国防大臣は、イスラエル国防軍に対し、現在のイスラエル・レバノン国境から約32キロ離れたリタニ川の南側に、「緩衝地帯」を確立するよう指示を出したという。

 

レバノン南部から避難した数多くの住民は、イスラエルによる占領が長期化するのではないかと懸念している。

 

実際、カッツ国防大臣は、数十万人のレバノン南部の住民について、「イスラエル北部住民の安全が保障されるまで、リタニ川以南には戻らないだろう」と述べていた。

 

イスラエル軍は24日、レバノン南部の都市、ティルス近郊を攻撃。ローマ遺跡付近の建物が被弾し、そこから煙が立ち上るのが目撃された。

 

 

また国際原子力機関(IAEA)は、イラン政府から、Bushehr原子力発電所の敷地にミサイルが着弾したとの報告を受けたと明らかにした。

 

イラン政府によると、原子力施設への被害や職員の負傷はなく、発電所の状況は正常だという。

 

イラン側も、イスラエルへの攻撃を続けており、3月24日には中部のテル・アビブ近郊の町、Bnei Brakで建物が被害を受け、数人が負傷したそうだ。(了)

 

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Trump claims Iran has agreed ‘never’ to have a nuclear weapon as he reportedly approves sending more troops to region(3/24)

出典元:Aljazeera:Iran war live: Trump claims talks ongoing, Iran hits central Israel(3/24)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top