トランプ氏、大統領選挙で落選しても負けを認めず?インタビューで明言を避ける
トランプ大統領がこれから行われる大統領選挙について、テレビのインタビューでちょっと気になる発言をした。
「負けを受け入れるか?」と尋ねられ…
トランプ大統領は7月19日、「Foxニュース・サンデー」に出演。11月に行われる大統領選挙の方法について問われ、「郵便による投票で選挙が不正操作される」と述べたという。
番組の司会であるChris Wallace氏は、大統領に対して「つまり、あなたは大統領選挙の結果を受け入れないと示唆しているのですか?」と尋ねた。
するとトランプ大統領は「いいや、(結果を)見なければならないだろう」と述べ、さらに2016年の大統領選でヒラリー・クリントン氏が負けを認めていないことについて「間抜けのように見える」と呟いたそうだ。
「私は負けるのが嫌いだ」
さらに司会のWallace氏は「では、結果を受け入れるんですか」と直接尋ねた。
すると大統領は「いいや、私は単純にYesと言うつもりはないし、Noと言うつもりもない。私は前回(2016年の大統領選)も言わなかった」と述べたという。
現在、大統領選挙では民主党のジョー・バイデン候補が、トランプ氏より8ポイントもリードしている。
しかしトランプ大統領はこの状況についても、「フェイクだ」と主張。「まず私は負けていない。何故なら、それはフェイクの世論調査だからだ。それらは2016年もフェイクだった(当時、世論調査ではクリントン氏が有利と伝えていた)。そして今回は、さらにフェイクなものになっている」と述べている。
また司会者から「あなたは潔い敗者ですか?」と問われ、トランプ大統領は「私は潔い敗者ではない。私は負けるのが嫌いだ。私は滅多に負けはしない。私は負けるのが好きではない」と述べたという。
トランプ大統領は以前、郵便投票に関して「数百万票の郵便投票用紙を外国政府が偽造する」と主張。しかし投票率が上がると、バイデン氏が有利になるからそう主張するのでは、との見方もあるようだ。(了)
出典元:NYPost:Trump won’t say whether he’ll accept 2020 election results(7/19)