シャネル、エルメスも…多くの高級ブランドがロシアでの店舗を一時閉鎖
ロシアへの経済制裁が強まる中、今度は大手ブランドが、ロシア国内での営業を一時停止すると発表した。
数々の高級ブランドの店舗を閉鎖
その大手ブランドの店舗とは、エルメス、カルティエ、LVMH、ケリング、シャネルなどだ。彼らはロシア国内での事業活動を停止すると発表した。
フランスの高級ファッションブランドであるシャネルは、SNSへの投稿で、「現在の状況に対する懸念の高まり、不確実性の高まり、業務の複雑さを考慮し、シャネルはロシアでの事業を一時的に停止することを決定しました」と述べている。
一方、クリスチャン・ディオール、ジバンシー、ケンゾー、タグ・ホイヤー、ブルガリなどのブランドを所有する高級品大手「LVMH」は、3月6日からロシアの124のブティックを閉鎖すると発表した。
ただし「ロシア国内にいる3500人の従業員の給与は払い続ける」と取材で述べたという。
グッチ、カルティエの店舗も閉鎖
グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、ブシュロンなどのブランドを持つフランスの多国籍企業「ケリング」も、ロシア国内での事業を中止にするとした。
「ケリング」もロシア国内に2店舗、180人の従業員を抱えているが、引き続き彼らには支援を続けると表明している。
カルティエ、ダンヒル、ジャガー・ルクルト、モンブラン、ピアジェ、ヴァンクリーフ&アーペルなどのブランドも所有する「リシュモン」は、モスクワを中心に約12の直営店を持っている。
しかしロシアが侵攻を開始した2月24日にウクライナでの事業を停止した後、3月3日にロシアでの商業活動を停止したと声明で発表した。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: ‘world narrowly averted nuclear catastrophe’ over Zaporizhzhia fire, says US envoy to UN – live(3/4)