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脳インプラントをした患者がチェス、「ニューラルリンク」が動画を初公開

脳インプラントをした患者がチェス、「ニューラルリンク」が動画を初公開
X_Neuralink

イーロン・マスク氏の会社「ニューラルリンク」が、チェスをする患者の動画を公開した。

 

患者の動画を初めて公開

 

「ニューラルリンク」は、人間の脳とコンピューターを繋ぐインターフェイスを開発しており、チップを脳に埋め込むことで、体の不自由な人に役立てようとしてきた。

 

そして昨年秋から、「ニューラルリンク」はアメリカ食品医薬品局(FDA)と病院倫理委員会の承認を得て、人間の被験者を募集。今年1月には、初めて人間に脳インプラントを行ったという。

 

今回、「ニューラルリンク」は、脳インプラントをした患者がチェスをする動画を、初めて公開した。その様子がこちら。(動画は、インタビューが中心となる。ところどころ操作する場面が映る)

 

画面を見つめるだけでカーソルを移動

 

この男性患者は、ノーランド・アーボーさん(29)。彼は8年前のダイビング事故で、肩から下が麻痺してしまったそうだ。

 

アーボーさんによれば、今回チェスをした時には、画面上のどこかを見つめるだけで、カーソルを好きな場所に移動させられたという。

 

またアーボーさんは、チェスをプレイすることに加えて、脳インプラントのおかげで、ビデオ・ゲームの「シビライゼーションVI」を、8時間連続でプレイできるようになったと語っている。

 

ただし、インプラントの充電を待たなければならず、そのような制限はあったそうだ。

 

この技術は初めてではない

 

今回の動画は、「ニューラルリンク」がゲームをする被験者の様子を示した最初のものとなる。

 

もっとも脳のインターフェイスを通じたこの種の技術は、「ニューラルリンク」が初めてではない。

 

2004年にも、麻痺した人が脳のインターフェイスを利用して、コンピューターのカーソルを動かすことに成功している。

 

ただその時は、「ニューラルリンク」のようにデータを無線で送信できず、皮膚からワイヤーを突き出し、接続していたという。

 

しかも今回、アーボーさんはカーソルを動かしながら会話ができており、その点も注目に値するそうだ。(了)

 

出典元:The Verge:Neuralink video shows patient using brain implant to play chess on laptop(3/21)

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