NASAの「アルテミスII」ミッション、4月1日に打ち上げ予定

NASAは、50年以上ぶりの月への有人飛行となる「アルテミスII」ミッションで、ロケットの打ち上げが早ければ4月1日になると発表した。
「作業が順調に進んでいる」
NASAの上級職員であるロリ・グレイズ氏は3月12日の記者会見で、「4月1日の打ち上げに向けて順調に進んでおり、その日に向けて準備を進めている」と述べたという。
その上で「これは試験飛行であり、リスクがないわけではないが、我々のチームと機材は準備万端だ。ただ、まだやるべきことが残っていることを忘れてはならない」とも付け加えた。
最初の打ち上げ機会は4月1日午後6時24分(フロリダ州の現地時間)で、その後数日間に渡り、複数の機会が設けられる予定となっている。
技術的な問題で度々、延期
「アルテミスII」ミッションでは当初2月に打ち上げが予定されていたが、大型のロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」で発生したヘリウムの供給問題など、技術的な課題で延期されてきた。
「オリオン」宇宙船には、ミッション司令官のリード・ワイズマン氏、ビクター・グローバー氏、クリスティーナ・コック氏の3人のアメリカ人宇宙飛行士と、カナダ人宇宙飛行士のジェレミー・ハンセン氏が搭乗する。
4人が乗った宇宙船は、地球を周回した後、軌道を離脱して月へ向かい、着陸せずに、そのまま地球に帰還し、海に着水する予定となっている。
このミッションに続いて、「アルテミスIII」計画が実施され、少なくとも1機の月着陸船を低軌道でランデブーさせることを目標としているという。
そして次の段階である「アルテミスIV」では、2028年初頭に月面着陸を目指すことになる。(了)
出典元:The Guardian:Nasa ‘on track’ for Artemis II moon mission launch as soon as 1 April(3/13)


























