ダンスしたり宙返りしたり…MITが素早く動く新型ロボットを披露
アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らが、多くの4足歩行ロボットを並べて、デモンストレーションを行った。
キャンパス内に多く並べて操作
そのロボットとは、MITの研究者らが新たに開発した「Mini cheetah」だ。
彼らは大学のキャンパス内で、9体の「Mini cheetah」を並べて操作。
ロボットがシンクロしてダンスしたり、宙返りをしたり、またはサッカーのようにボールを追ったりする様子を披露した。
非常に頑丈で軽量、足も素早く動かせる
「Mini cheetah」はリモートコントロールで人間によって操作されるが、重さは20ポンド(約9kg)と軽く、時速6マイル(時速9.7km)で走ることもできるという。
しかも非常に頑丈で、宙返りをしてダメージを負っても、壊れないよう設計されており、着地の衝撃も吸収できるようデザインされているそうだ。
それぞれの足は3つの低コストな電動モーターで動く仕組みになっており、モーターやその他の部品が壊れても、すぐに交換できるとか。
MITの研究者らは当初、ロボットがバランスを保ちながら、ヨガのように体を伸ばしたり、ひねったりするようなさまざまな動きの実現に力を注いだという。
その結果、コンピューターによって力の入れ加減を調整することができ、力を入れたり、力を減らしたりして素早く足をあげることで、ジャンプしたり、地上に2本の足しかつけずに走ったりできるようになったそうだ。
通常のロボットは動きが遅いため、このようなことはできないとされている。(了)
出典元:MailOnline:MIT shows off ‘virtually indestructible’ mini cheetah robots in a synchronized dance and soccer game(11/8)