元NASAのエンジニアが開発した装置、火山の噴火のように大量の泡が高く舞う
元NASAのエンジニアが、1年かけてユニークな装置を開発し、実験を成功させた。
巨大な泡を作る
その元エンジニアとは、アメリカに住んでいるMark Roberさん。
彼は昨年も、過酸化水素水と食器用洗剤、酵母をお湯に入れて化学反応させ、巨大な泡を作り、60フィート(約18m)の高さまで噴き上がらせることに成功、世界記録を打ち立てた。
しかし今回、自分の記録を塗り替えるため、さらに泡を高く噴き上がらせる火山のような装置を開発したという。
5トンの鋼鉄製の装置
Robeさんはその様子をYouTubeで公開しているが、最初の試みでは、泡が下から出てしまってうまくいなかったようだ。
しかしその後、1年掛けて改良を続け、強固な装置を開発。実験では、まるで火山の噴火のように、緑色の泡が噴き上がり、高さも250フィート(約76m)まで達したとか。
Robeさんによれば、この装置は5トンの鋼鉄製で、コンクリートの台座の上に33本のボルトで固定されていたという。
またこの装置の中に4つの箱を設置し、それぞれに触媒を投入。箱を一度にひっくり返し、緑色に染まった過酸化水素水のプールに落として、一気に泡を発生させたそうだ。(了)
下の動画では、最後の方に今回の実験の様子が映っている。
出典元:MailOnline:Former NASA engineer spends a year building the world’s tallest slime volcano that sent a tower of green goo exploding 250ft into the sky(9/6)