今年最大の小惑星が地球に接近、すでに無事通過していた!
かなり大型の小惑星が地球に接近し、先週の金曜日には無事通過したという。
エンパイアステートビルの約4倍
NASAの地球近傍天体研究センターによると、この小惑星は、長さ1.1マイル(約1.8km)、幅少なくとも3280フィート(約1000m)はあるという。
このため小惑星の接近には「潜在的な危険」もあったと言われているが、アメリカの東部時間5月27日午前9時頃、地球の軌道を無事に横切ったそうだ。
小惑星は、正式には「1989 JA」と呼ばれ、ニューヨークにあるエンパイアステートビルのおよそ4倍の大きさもあり、今年地球に接近した小惑星の中で最大のものだと考えられている。
Asteroid #1989JA is right now at its maximum brightness, but still safely approaching. We captured it.
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See it live from Chile and Australia, join @VirtualTelescop and @TelescopeLiveHQ here: https://t.co/jBtmGu4ytq pic.twitter.com/M4mxh1G5Pu— Virtual Telescope (@VirtualTelescop) May 25, 2022
400万km離れた場所にいる
この小惑星が地球に衝突すれば大惨事になるが、遠隔操作の望遠鏡を運営する非営利団体「バーチャル望遠鏡プロジェクト」によると、250万マイル(約400万km)離れた安全な場所にいるという。
小惑星が地球の軌道を通過する様子を映したライブストリームにおいて、「バーチャル望遠鏡プロジェクト」は小惑星が主に南半球から、小型の観測装置を用いて見ることができると述べていた。
当サイトでは過去に、さまざまな小惑星の大きさを比較した記事も投稿している。そちらも是非、ご覧いただきたい。(了)
出典元:ABC News:‘Potentially hazardous’ asteroid zooms close to Earth(5/28)