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消したロウソクの煙から再点火する動画が話題に

消したロウソクの煙から再点火する動画が話題に
Twitter/Science girl@gunsnrosesgirl3

ツイッターでシェアされた不思議な実験動画が話題になっている。消えたロウソクの遥か上にライターをかざすだけで、ロウソクに再び火が点いてしまうのだ。

 

煙を利用して再点火する

 

1月2日にScience girlさんというツイッターユーザーがシェアしたのがその動画。すでに1060万回以上視聴され、多くの人を驚かせている。

 

映っているのは、女性がロウソクに火を点ける様子だ。冒頭で燃えているロウソクの炎を、紙コップのようなもので軽く叩き消した彼女は、立ち上る煙にライターの火を近づける。

 

すると不思議なことに、火が一瞬のうちに煙を伝い、ロウソクの芯まで到達。再び最初のように燃え出す。この現象に、火をつけた彼女も驚いている。

 

煙にはロウが含まれている

 

Science girlさんはツイートでこう説明する。

 

ロウソクが消えた後に、白い煙が見えます。これはパラフィンワックス(ロウソクのロウ)の蒸気、つまり、まだ燃えていない燃料の粒子です。煙には燃えていない炭素も含まれており、動画に映っているように、火を点けると燃えます。――Science girl@gunsnrosesgirl3

 

別のツイッターユーザーは、高校レベルの化学の知識を使って、こんな説明をしている。

 

高校の化学の授業を思い出してみよう。燃焼には、酸素と、燃料になる炭化水素と、火花(スパーク)が必要だ。ロウソクの場合、燃料になるロウが熱によって気化し、立ち昇って燃える。その煙にはロウの蒸気が含まれるので、ロウソクは(動画のように)再点火される。——Jerrico@JerricoIsUnsure

 

ロウソクでなくても同じようなことが起こるらしい。あるツイッターユーザーは、パロサントという香木を燃やした煙に火を点ける動画を投稿している。

 

 

パロサントには多量の樹脂(油)が含まれているため、煙にも火が点きやすいのだそう。(了)

 

出典元:The Indian Express:‘Got to try this’: In viral video, girl seen lighting candle with its own smoke(1/4)

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