暑すぎて危険!ギリシャで熱波のためアクロポリスが一時入場禁止へ
気温が高くなり観光客にとっても危険だとして、ギリシャのアテネにあるアクロポリスが一時閉鎖となった。
午前10時から午後2時まで閉鎖
アクロポリスは小高い丘となっており、有名なパルテノン神殿やプロピュライア(門)、エレクテイオン、アテナ・ニケ神殿など、古代ギリシャ美術の傑作が置かれ、世界で最も有名な観光地の1つとして知られている。
しかし先週の木曜日(7月4日)、ギリシャの気象局は首都アテネの気温が38℃になると予想を発表。
この結果、当局が観光客の安全のために、アクロポリスを一時的に閉鎖して入場を制限したという。
平地よりも気温が高め、日陰がない
入場が制限された時間は、午前10時から午後2時まで。それ以外の時間は丘に立ち入ることができたようだ。
ただアテネを見渡せるアクロポリスの丘の気温は、その標高のため常に平地よりも気温が高く、陰になる場所もほとんどないと言われている。
またギリシャの気象局は、当日この丘では気温が44℃にも感じられると予想していたという。
このような熱波で入場が制限されるのは今年初めてだが、実は昨年も同様の措置がとられていたそうだ。
日本からギリシャを訪れる方も多いため、この丘を訪れる際には事前にチェックしておいた方がいいかもしれない。(了)
出典元:REUTERS:Greece briefly shuts the Acropolis as Athens sizzles(7/4)