スペインの海底に眠る十字架の墓、一体誰のものなのか?
スペインの海底にある多くの墓の神秘的な映像が撮影され、ネットに投稿されている。
40基も並んでいるお墓
そのお墓があるのは、スペインのラ・パルマ島南部にある街、Fuencalienteの沖合だという。
その海底にはなんと40基の十字架のお墓が設置されているのだが、先日フリーダイビングの「Freediving La Palma」のメンバーがその様子を撮影。
映像をネット上に投稿したところ、動画ニュースサイト「Caters Clips」でも取り上げられることに。
このお墓の持ち主とは?
実はこのお墓は、今から400年以上も前にここで亡くなった修道士のたちのものだという。
1570年、彼らが乗っていた船がフランスの海賊に乗っ取られ、その際修道士たちは海に投げ込まれ、命を落としたそうだ。
そして今から20年前、死んだ修道士たちを供養するため、この海底に十字架の墓が設置された。
しかしこのエリアを潜る多くの観光客は、いまだに海底に眠るお墓のことはあまり知らないという。(了)
出典元:Caters Clips:Divers Explore Eerie Underwater Cemetery(10/29)